私の人生が決まる(かもしれない)大学入試センター試験とやらを受けるまで、残すところ３日である。
自慢ではないが、私は机に向かって勉強というものをしたことがない。本当にない。部屋に机すらない。なんなら得意技は置き勉である。
基本的に授業中は片耳にイヤホンをして、お菓子や弁当を食べるor小説を読むor周囲の友人と文通に勤しむか、である。
ノートも勿論ちゃんととらない。
英単語帳を本屋で買ったこともない。
定期テストでいうと1年生のころ数Ⅰで3点を取ったし、模試でいうと理数の偏差値は40前後をマークし続けている。
そもそものプロフィール感になるが、私は県内でも校則が厳しい&野球部が甲子園初出場にして初優勝したことで有名な、マンモス私立高校の特進文系クラスにいる。
聞こえはいいが、茶髪だったり男女交際（ご法度）を隠さなかったりとあらゆる問題行動を起こしていて、停学も二度喰らっているようなクソカス女子高生である。
このため、センター試験なんてださい、勘弁してくれとなる。
言わずもがな思い返してみれば、蓄えなら確かに一切ありはしない。
だがひとつ私が持つものならあったなと。
同時に３年間そばにいる恋人の存在がよぎる。
幻滅から滑稽に。不安に。確信に。
果たして自分に真っ向な不可能など存在するのか。否。
手ぶらな軽装備だからこそ立てる戦場もあるはず。
私の人生はきっと決まる。なら、夥しい不安と、走る虫酸を噛み砕きたい。
2012/01/11 royalpain
21:59
